改善事例紹介
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改善事例紹介
女将塾は温泉旅館に特化した運営会社として、数多くの改善実績がございます。
その実績から一部をご紹介いたします。
【改善事例①】
有福温泉 旅館ぬしや（島根県）
寛延元年（1748年）頃に創業されたとされる島根県有福温泉の老舗旅館「旅館ぬしや」。3,000坪の敷地に、古民家移築の離れの和室、2階建て離れの和室、本館和・洋室の全9室の温泉旅館。 業績不振から2015年4月に関係会社にて不動産を取得し、株式会社女将塾による運営開始。
● 改善アプローチ
- STEP01マインドセットの変換
- STEP02イメージ戦略&WEBマーケティングによる集客の徹底
- STEP03顧客満足度向上の施策
長年の不振で失ってしまったスタッフの自信を、皆で成功体験を積むことでで取り戻していく。
2015年度までほぼ無かったメディア露出が2017年度は雑誌5誌・TV4本、2018年度は雑誌5誌・TV2本の露出。メディアも地方紙から全国紙に。
レベニューマネジメントの徹底により、各OTAでの売上を最大化。
WEBマーケティング
- ■ 検索連動広告
- ■ リスティング広告
- ■ 掲載順位アルゴリズム
施策
じゃらん
- ■総合評価 ★★★★★（4.6）
- ■サービス ★★★★★（4.7）
楽天トラベル
- ■総合評価 ★★★★★（4.57）
- ■サービス ★★★★★（4.67）
一休.com
- ■総合評価 ★★★★★（4.66）
- ■サービス ★★★★★（4.83）
売り上げ改善推移（2014年~2019年）
少人数での運営を可能にするべく年間60日の休館日を設定。
その中でも年間稼働率は2年間で19%から55%まで改善。
【改善事例②】
奥飛騨温泉郷 旅館岐山（岐阜県）
創業60年の全20室の温泉旅館。客単価12,000円の一般旅館だが2017年に運営会社が経営破綻し法的整理へ。2018年より株式会社女将塾による運営開始。
● 改善アプローチ
- STEP01コンセプト設計による差別化
- STEP02セルフサービスによる人件費の削減
- STEP03マーケットを掴むレベニューマネジメント
差別化
エリアには100軒を超える宿泊施設が乱立し価格競争も激化。「最高級A5飛騨牛」に特化し「飛騨牛食べに来る」目的を付加することで近隣施設との差別化を図る。
食事
- ■最高等級A5飛騨牛のみを使用
- ■飛騨牛の原価率は「販売促進費」
人件費の削減
価格競争下でも収益を確保すべく、ビジネスホテルのオペレーションを導入。客室案内の廃止等、お客様との接点に濃淡を付けスタッフの少人数化。アメニティ/浴衣バー・サービス・売店・貸出品のセルフ化。
レベニューマネジメント
エリアには100軒を超える宿泊施設が乱立し価格競争も激化。 競合施設のレートの動向に常に注視しイニシアティブを。
売り上げ改善推移（2014年~2019年）
マーケットサイズがありスピーディーな改善が可能に。
人件費率を抑えるオペレーションを多く取り入れ収益率も高水準。
【改善事例③】
河津温泉郷 海遊亭（静岡県）
全12室の温泉旅館。客単価16,000円の一般旅館だが2017年に運営会社が赤字続きの当該施設の運営を断念。2018年より株式会社女将塾による運営開始。
● 改善アプローチ
- STEP01料理の見直しと新商品の造成
- STEP02オペレーション効率上げるリニューアル
- STEP03過剰な販売管理費の削減
新商品の造成
有名旅館も点在し、国内屈指の激戦区「東伊豆エリア」。
その中で選ばれる宿になる為のコンセプトのある商品造成。
リニューアル
販売管理費の多くを占める「人件費」。 リニューアルでオペレーション導線を改善し効率をあげる。 具体例として、稼働率が低かった宴会場を半個室のお食事処としてリニューアル。お食事の客室提供を廃止し、大幅な人件費削減に。
原価・水道光熱費・修繕費・保守契約見直し。
売り上げ改善推移（2014年~2019年）
親会社からの補填に依存し単体施設で異常な赤字を計上。1年半で多額の赤字は払拭。